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リゾートバイトでも有給休暇は取得できる!条件や申請方法を解説

 

「リゾートバイトって、有給休暇もらえるの?」

そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、リゾートバイトでも有給休暇は取得できます!

労働基準法で定められた権利であり、雇用形態に関わらず、一定の条件を満たせば誰でも取得することができます。

この記事では、リゾートバイトにおける有給休暇の取得条件や申請方法、注意点などを詳しく解説します。

リゾートバイトで有給休暇を賢く利用して、充実したリゾートバイト生活を送りましょう!

 

有給休暇とは

有給休暇の定義

有給休暇とは、労働者が労働義務を免除され、賃金が支払われる休暇のことです。

労働基準法で定められた権利であり、原則として労働者は自由に取得することができます。

有給休暇は、心身のリフレッシュや休息、旅行や趣味などに利用することができます。

リゾートバイトで働く皆さんも、条件を満たせば当然この権利を行使できます。

リゾートバイトは短期間の仕事というイメージがあるかもしれませんが、しっかりと法律で守られていることを覚えておきましょう。

有給休暇の法的根拠

有給休暇は、労働基準法第39条に法的根拠があります。

労働基準法第39条では、使用者は、労働者が一定の条件を満たした場合に、有給休暇を付与しなければならないと定められています。

この条文は、正社員だけでなく、契約社員、パート社員、派遣社員など、すべての労働者に適用されます。

リゾートバイトで働く皆さんも、この法律によって有給休暇の権利が保障されています。

派遣会社に登録してリゾートバイトをする場合でも、

派遣元である派遣会社に有給休暇の付与義務があります。

 

リゾートバイトで有給休暇を取得する条件

リゾートバイトでも、以下の条件を満たせば有給休暇を取得することができます。

 

勤続期間が6ヶ月以上であること

有給休暇を取得するためには、勤続期間が6ヶ月以上である必要があります。

これは、同一の派遣会社で6ヶ月以上勤務していることが条件となります。

リゾートバイトの場合、複数のリゾートバイト先で勤務している期間も同じ派遣会社であれば通算されます。

 

複数のリゾートバイト先での期間も通算可能

複数のリゾートバイト先で勤務している場合でも、同一の派遣会社であれば、勤続期間は通算されます。

例えば、Aという派遣会社で、リゾートバイト先①で3ヶ月、リゾートバイト先②で3ヶ月勤務した場合、勤続期間は6ヶ月となり、有給休暇を取得する権利が発生します。

リゾートバイトは、様々な場所で働くことができるのが魅力の一つですが、

有給休暇の権利を得るためには、同じ派遣会社を通して勤務することが重要です。

 

働かない期間がある場合の注意点

リゾートバイト期間中に、**働かない期間(待機期間)**がある場合、その期間は勤続期間には含まれません。

例えば、リゾートバイト先①(3ヶ月間勤務)とリゾートバイト先②(2ヶ月間勤務)の間に1ヶ月の待機期間があった場合、勤続期間は5ヶ月となり、有給休暇を取得する権利は発生しません。

リゾートバイトの間隔が空きすぎてしまうと、

有給休暇の権利がリセットされる可能性もあるので注意が必要です。

 

所定労働日数の8割以上を出勤していること

有給休暇を取得するためには、所定労働日数の8割以上を出勤している必要があります。

所定労働日数とは、労働契約で定められた労働日数のことです。

例えば、週5日勤務の場合、1年間の所定労働日数は260日となります。

この場合、208日以上出勤していれば、有給休暇を取得する権利が発生します。

リゾートバイトの場合、契約期間が短いこともありますが、きちんと労働日数が管理されているので、条件を満たせば有給休暇を取得することができます。

 

有給休暇の付与日数と計算方法

有給休暇の付与日数は、勤続期間と所定労働日数によって異なります。

一般的に、勤続期間が長くなるほど、有給休暇の付与日数も多くなります。

また、所定労働日数が少ないほど、有給休暇の付与日数も少なくなります。

具体的な付与日数や計算方法については、労働基準法や各派遣会社の規定を確認しましょう。

リゾートバイトの場合、派遣会社の担当者に問い合わせるのが確実です。

有給休暇の取得条件や付与日数は、派遣会社によって異なる場合があります。

そのため、事前に派遣会社の担当者に確認しておくことが大切です。

また、有給休暇の申請方法や取得できる時期なども、派遣会社によって異なります。

これらの点も事前に確認しておきましょう。

 

リゾートバイトで有給休暇を申請する方法

リゾートバイトで有給休暇を取得するためには、いくつかの手順を踏む必要があります。ここでは、具体的な申請方法や注意点について解説します。

 

派遣会社に申請する手順

リゾートバイトの場合、雇用主は派遣会社であるため、有給休暇の申請は派遣会社に行います。申請方法は、主に電話とメールの2つがあります。

 

電話での申請方法

電話で申請する場合、派遣会社の担当者に直接連絡し、有給休暇を取得したい旨を伝えます。その際、希望する休暇期間を伝える必要があります。

電話での申請は、迅速に対応してもらえるというメリットがありますが、記録が残らないというデメリットもあります。そのため、申請内容をメモしておくことが大切です。

小見出し:メールでの申請方法

メールで申請する場合、派遣会社の担当者に宛てて、有給休暇取得申請のメールを送信します。メールには、希望する休暇期間を記載します。

メールでの申請は、記録が残るというメリットがありますが、電話に比べて対応が遅れる可能性があります。そのため、早めに申請することが大切です。

 

リゾートバイト先との調整

派遣会社に有給休暇を申請した後、リゾートバイト先との調整が必要となる場合があります。

リゾートバイト先は、シフト制で運営されていることが多いため、有給休暇を取得する時期によっては、他のスタッフとの兼ね合いで調整が必要となる場合があります。

そのため、派遣会社からの連絡を待ち、リゾートバイト先の担当者とよく相談することが大切です。

 

有給休暇申請の注意点

有給休暇をスムーズに取得するためには、いくつかの注意点があります。

 

早めの申請を心がける

有給休暇の申請は、できるだけ早めに行うようにしましょう。

特に、繁忙期や連休などは、他のスタッフも有給休暇を希望することが多いため、早めに申請しないと希望通りの日程で取得できない場合があります。

急な申請は避ける

急な申請は、リゾートバイト先に迷惑をかける可能性があります。

やむを得ない事情で急に有給休暇を取得する必要がある場合は、できる限り早くリゾートバイト先の担当者に連絡し、理解を求めるようにしましょう。法律上、労働者が会社に有給休暇の申請理由を伝える義務はありませんが急な場合は理由もあわせて伝えると理解が得られることが多いです。

また、有給休暇の取得は労働者の権利ですが、リゾートバイト先の状況によっては、希望通りの日程で取得できない場合もあります。

そのため、リゾートバイト先の状況をよく理解し、柔軟に対応することが大切です。

有給休暇は、労働者に与えられた大切な権利です。何か疑問点があれば、遠慮なく派遣会社の担当者に問い合わせてください。

 

有給休暇を取得した際の給与

有給休暇を取得した場合、気になるのはやはり給与ですよね。ここでは、有給休暇取得日の賃金計算方法や、リゾートバイトで実際に有給休暇を取得した人の給与明細例を紹介します。

 

有給休暇取得日の賃金の計算方法

有給休暇取得日の賃金は、通常の労働日と同じように支払われます。

具体的には、以下のいずれかの方法で計算されます。

 

  1. 平均賃金: 過去3ヶ月間の賃金総額を、その期間の日数で割った金額
  2. 所定労働時間分の賃金: 1日の所定労働時間分の賃金
  3. 健康保険法の標準報酬月額をもとにした賃金:標準報酬月額÷30の金額

 

どちらの方法で計算するかは、会社の規定によって異なります。

リゾートバイトの場合、派遣会社の担当者に確認するのが確実です。

 

リゾートバイトで有給を取得した人の給与明細例

ここでは、リゾートバイトで実際に有給休暇を取得した人の給与明細例を紹介します。

例:

  • 勤務先: 沖縄県のリゾートホテル
  • 職種: レストランスタッフ
  • 契約期間: 3ヶ月
  • 時給: 1,200円
  • 週5日勤務
  • 有給休暇取得日数: 2日間

給与明細

項目 金額
基本給

192,000円

(8時間 × 5日 × 4週 × 1,200円)

有給休暇取得分

13,186円

(3ヶ月の賃金総額600,000円÷91日=6593円)

合計 205,186円

 

この例では、有給休暇取得分の給与は、過去3ヶ月間の賃金総額をその期間の日数で割った金額(平均賃金)で計算されています。

ただし、これはあくまで一例であり、実際の給与明細は、勤務先や契約内容によって異なります。

 

有給休暇を取得できない場合の対処法

有給休暇は労働者の権利ですが、会社やリゾートバイト先の状況によっては、希望通りに取得できない場合もあります。

そのような場合の対処法を、以下に紹介します。

 

派遣会社との交渉

まずは、派遣会社の担当者に相談しましょう。

有給休暇の取得は労働者の権利であることを伝え、取得できるよう交渉してみましょう。

もし、派遣会社が有給休暇の取得を認めない場合は、労働基準監督署に相談することも検討しましょう。

 

リゾートバイト先との話し合い

リゾートバイト先の担当者と、直接話し合いをすることも有効です。

シフト制の場合、他のスタッフとの兼ね合いで有給休暇を取得しづらい状況も考えられます。

しかし、事情を説明し、理解を求めることで、協力してくれる可能性もあります。

 

労働基準監督署への相談

有給休暇の取得を会社やリゾートバイト先に拒否された場合は、労働基準監督署に相談しましょう。

労働基準監督署は、労働者の権利を守るための機関であり、会社に対して指導や勧告を行うことができます。

有給休暇は、労働者に与えられた大切な権利です。

諦めずに、粘り強く交渉し、有給休暇を取得できるよう努力しましょう。

何か困ったことがあれば、遠慮なく専門機関に相談してください。

 

OMOTENAでは安心して有給休暇を申請いただける体制を整えています

OMOTENAを通してリゾートバイトをされる皆様には、安心して有給休暇を取得していただけるよう、以下の体制を整えています。

  • 専任担当者によるサポート: 有給休暇に関する疑問や不安、申請方法など、専任の担当者が丁寧に対応いたします。
  • 申請しやすい環境: 電話やメールでの申請はもちろん、LINEなどでも申請いただけます。
  • リゾートバイト先との連携: スムーズに有給休暇を取得いただけるよう、リゾートバイト先と連携し、調整を行います。
  • 有給休暇取得の推奨: 積極的に有給休暇を取得いただけるよう、情報提供やアドバイスを行っています。

 

OMOTENAは、皆様が安心してリゾートバイトを楽しめるよう、全力でサポートいたします。

有給休暇に関するご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

OMOTENAサイトはこちら

 

まとめ

この記事では、リゾートバイトにおける有給休暇について、取得条件、申請方法、給与、取得できない場合の対処法などを詳しく解説しました。

リゾートバイトでも、一定の条件を満たせば有給休暇を取得できること、申請は派遣会社に行うこと、給与の計算方法は3パターンあり派遣会社によって異なることなどを理解いただけたかと思います。

また、有給休暇を取得できない場合の対処法として、派遣会社との交渉やリゾートバイト先との話し合い、労働基準監督署への相談などを紹介しました。

有給休暇は、労働者に与えられた大切な権利です。

リゾートバイトでも、この権利を有効活用して、心身ともにリフレッシュし、より充実したリゾートバイト生活を送りましょう。

この記事が、あなたのリゾートバイト生活をより豊かにするための一助となれば幸いです。

 

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この記事を書いた人

野村 太志

野村 太志

株式会社スタッフエージェント代表

スタッフエージェントは「和のコンシェルジュの創出によって日本の観光産業の発展に貢献する」事をコンセプトに、全国の旅館・ホテルを専門とした人材派遣サービスを行なっています。

自身含む営業担当全員がリゾートバイト経験者!
安心と信用できる人材サービスを提供することを目指しています。

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