岐阜県北部にある高山市のことで、飛騨地方の中心にあるため、一般に『飛騨高山』と呼ばれています。 江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。 観光ガイドでは飛騨高山と記され、全国各地から毎年非常に多くの人が観光に訪れます。
飛騨大鍾乳洞は、飛騨高山の自然の中に広がる大規模な鍾乳洞です。内部はライトアップされており、美しい石灰岩の造形を楽しむことができます。また、洞内の温度は一年中一定で、夏でも涼しく過ごせます。
高山昭和館は、昭和時代の生活を再現した博物館で、昔懐かしい道具や家具、家電製品などが展示されています。昭和時代の雰囲気を体感しながら、日本の歴史を学ぶことができます。
高山陣屋は、江戸時代に設置された幕府の出先機関で、現存する唯一の陣屋です。歴史的な建物の内部は見学が可能で、当時の生活や行政の様子を垣間見ることができます。毎朝開かれる朝市も人気です。
飛騨高山のグルメといえば、やはり「飛騨牛」が外せません。飛騨地方の自然環境で育てられた飛騨牛は、きめ細やかなサシ(霜降り)が特徴で、柔らかくとろけるような食感と深い旨味が魅力です。
「高山ラーメン」は、飛騨高山発祥のご当地ラーメンです。醤油ベースのスープが特徴で、鶏ガラや煮干し、野菜からとった出汁に、シンプルな醤油ダレを加えたあっさりとした味わいです。麺は細めのちぢれ麺が一般的で、スープとの相性が抜群です。
飛騨高山の町並み散策中にぜひ食べ歩きたいのが「みたらし団子」です。通常のみたらし団子は甘いタレがかかっていますが、飛騨高山のみたらし団子は、しょうゆベースのタレで焼き上げられ、素朴な味わいが特徴です。